<いだてん>塩見三省演じる犬養毅がいよいよ登場!阿部サダヲ“まーちゃん”はスクープ狙う

2019/07/28 07:00 配信

ドラマ

犬養毅の有名なエピソードが「いだてん」ではどう描かれるのか(C)NHK


「話せば分かる」と語りかけた歴史的人物


塩見が演じる犬養毅は、文部大臣、外務大臣などを歴任し、第29代内閣総理大臣に就任。若いころに新聞記者として西南戦争に従軍した経験から、田畑ら新聞記者とも気さくに情報交換をする。

満州国の承認に反対し、話し合いによる平和的解決を望んだことから、陸軍青年将校の反感を買い、五・一五事件で暗殺される。

塩見は、本作と同じく宮藤が脚本を、訓覇圭氏が製作統括を務めた連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)にて、琥珀職人の小田勉を演じ、“琥珀の勉さん”として人気を集めた。

訓覇氏は、塩見の出演が発表された会見にて、「塩見さんはご病気をされていたので、どこかでご一緒できたらなと思っていました」と語っていた。

また、キャスティングについて「犬養さんは、人生をかけて最期の時でも人と話して分かり合おうという生き方をした人なので、塩見さんという人の生き方が乗り移ればいいなと思って。犬養という人物を今の状態の塩見さんに演じてもらうことが、何か素敵なことにならないかなという理由でお願いしました」と明かす。

かの有名なエピソードである五・一五事件での「話せば分かる」のシーンがどう描かれていくのか、注目したい。