遠野なぎこ、「ルパンの娘」出演に歓喜するも「撮影前の3日間は緊張で吐いていました…」

2019/08/27 05:00 配信

ドラマ

華(深田恭子)を助けた佐知(遠野なぎこ)にはある“過去”が…(C)フジテレビ


遠野なぎこコメント


――「アウト×デラックス」でのオーディションを経て、「ルパンの娘」のゲスト出演が決まった感想を教えてください。

オーディションで決まった際は、あまりにうれしくて現場で喜びすぎたせいか、収録後に過呼吸気味で具合が悪くなってしまいました(笑)。

自分でも、こんなに喜ぶんだと驚いたくらいです。でも実は、その後、なかなか話が進まなかったので、“これは、ネタなのかな?”と思っていました。

話が流れたとしても傷つかないように、手帳にはすぐ消せるように小さく“ルパンの娘ゲスト出演”と書いていました(笑)。後で聞いたら、「ルパンの娘」サイドの皆さんが時間をかけて、私に合う役を考えてくださっていたようなのでありがたかったのですが。

なので、台本が送られてきた時には、自分の役が想像よりも大きかったこともあって、ビックリして何回も確認してしまいました(笑)。

撮影の直前に知らされたので、衣装合わせの際はガッチガチに緊張して、何もしゃべれなかったです。撮影前の3日間は緊張しすぎて、朝起きると吐いていました。

撮影初日に、たまたまマツコ(デラックス)さんに会って、ゲスト出演の件を報告したら“良かったわね~”と喜んでくださっていました。

――主演の深田恭子さんとは初共演になりますがいかがでしたか?

深田さんは、“深田恭子さんというジャンル”なんだなと感じました。現場でも淡々と過ごされていて、ただただかわいい方でした。

第一線でご活躍を続けているスターなのに、私がNGを出してしまっても全然嫌な顔をされないので、すごいなぁと思いました。

――その他のキャストさんの印象はどうでしたか?

渡部(篤郎)さんは、長いセリフがあって私が緊張していた時に、“気楽にやればいいから”と優しく肩をたたいてくださいました。

初共演で、正直怖い方なのかなと思っていたので、ご本人にもお伝えしてしまいましたがものすごく意外でした。

(小沢)真珠ちゃんは、プライベートでも親交のある飲み仲間なので、久しぶりの共演でうれしかったです。

――薄井佐知についてどのような印象を持たれますか?

悲しみも寂しさも孤独も知っていて、口調がきつかったりもするのですが根は優しい人物です。どっちかと言われれば、私自身も佐知に近いタイプかもしれませんね(笑)。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

物語後半でのゲスト出演だったので、正直怖かったです。

初日の1シーン目が深田さんとの掛け合いで、自分の中でどこまでやっていいのかがなかなかつかめず、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、それ以降は皆さんのご協力もあり楽しく演じさせていただきました。

オーディションで選んでくださった武内(英樹)監督は、演出において迷いがなく、こちらの気持ちも尊重してくださるのでとても演じやすかったです。