上半身裸、トランクス1枚に靴下と革靴だけを身に着けた男の遺体が見つかり、専従捜査班が臨場する。野々村拓海(白洲迅)が、ぼうぜんと立ち尽くしている女性に声を掛けたところ、菅原充子(赤座美代子)というその女性は、被害者が“工藤”という交番の巡査だと言う。
情報をつかんだと張り切る拓海だが、海老沢芳樹(田辺誠一)から被害者の身元が判明したと連絡が入る。 指紋から特定された被害者は一戸琢也(金井勇太)という元警察官で、充子のいう“工藤”ではないと、肩を落とす拓海だが、現場にいた制服警官から充子が認知症を患っていると聞かされる。
気を取り直して充子を自宅まで送った拓海は、手料理をごちそうになることに。すると、おいしそうに食事する拓海を見た充子が、ふと何かを思い出したかのように、つい先日家に来た“工藤”の右頬には傷があったと言い始める。
後に、東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)から、被害者の右頬に外傷があるという解剖所見を聞いた拓海は、一戸と“工藤”が同一人物だと確信する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)