――「なつぞら」を経て、ご自身で成長されたなと思う部分や大河ドラマに生かせそうだなと思う経験があれば教えてください。
なんですかね…。正直天陽くんをやっている時は撮影が月に1回くらいのペースだったので、あまり大変じゃなかったんです(笑)。
だから想像を絶する大変さが今後待っているんだなという感じなんですけど、そうですね…。なんだと思いますか?(隣にいる制作統括の菓子氏に問いかける)
これまでに「仮面ライダーフォーゼ」(2011-2012年、テレビ朝日系)に出演したことがあるので、1年間ひとりの人物を演じる経験はしたことがあるのですが、その中でどんどん年を取り、役自体が成長していくのは「なつぞら」が初めてでした。
17歳くらいから36歳までの20年間くらいの人生を演じさせていただいたのは「なつぞら」が初めてだったので、年を取っていく過程みたいなものを経験できたというのはすごく大きかったかなと思います。
――大河ドラマ主演と聞いた時の率直な感想を教えてください。
大河ドラマの主演ってとんでもないことじゃないですか。まさか自分に来るとは思ってもいなかったので…。
1か月半前くらいに何も知らされていない状態で大森さんと菓子さんと一度NHKでお会いする機会があって、その時は本当にただお話するだけで大河の話も出ず、何だったんだろうと思っていたんです。
数日後にマネージャーさんから「大河決まりました」って言われて、びっくりしすぎて、「大河って別にもう一個枠ありましたっけ?」みたいな(笑)。
全然信じられなかったですね。だから緊張とかそういうレベルまでいかないというか、びっくりしすぎて、知らされてからの期間はマネージゃーさんに「もしこれが発表するまえに漏れたら主演変わったりするからね」ってすげぇ脅されて(笑)、誰にも言えないんだってなって…。
だから(無事に発表できて)安心してます、今(笑)。
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