映画「21世紀の女の子」が、10月2日にDVD/Blu-rayとして発売されることを記念して、テアトル新宿で9月28日から10月3日(9月30日のみ休映)に再上映されることが分かった。この5日間が劇場で本作を観られる最後のチャンスとなる。
今作は映画「溺れるナイフ」の監督を務めた山戸が、2018年にこの映画の企画、プロデュースを発表。21世紀の女の子に捧げる挑戦的短編集となっている。2月に上映が開始されて当初のスケジュールを大幅に更新、都内での10週連続上映を記録した結果、ミニシアター興行としては異例の一万人以上の動員を達成し、パッケージ化が決まった。
映画「21世紀の女の子」は15本の短編で構成されるオムニバス映画。監督は山戸を筆頭に東佳苗、井樫彩、枝優花、加藤綾佳、坂本ユカリ、首藤凜、竹内里紗、夏都愛未、ふくだももこ、松本花奈、安川有果、山中瑶子、金子由里奈、玉川桜ら1980 年代後半〜1990 年代生まれの総勢15人が務めた。山戸がそれぞれの新進監督に頼んだのは「自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること」のみ。各々の視点からそのテーマが8分以内の短編に表現されている。
各短編の主演には、橋本愛をはじめ、朝倉あき、石橋静河、伊藤沙莉、唐田えりか、北浦愛、木下あかり、倉島颯良、黒川芽以、瀧内公美、日南響子、堀春菜、松井玲奈、三浦透子、モトーラ世理奈、山田杏奈(五十音順)と、16 名の実力派女優陣が名を連ねる。エンドロールアニメーションには大森靖子の「LOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ-- feat. 平賀さち枝」が起用されている。
再上映初日の9月28日には、企画・プロデュース・監督の山戸結希をはじめ、枝優花、加藤綾佳、竹内里紗、東佳苗ら本作参加監督陣による、生オーディオコメンタリー上映が行われる。また上映期間中は、劇場にて『21世紀の女の子』DVD/Blu-ray先行販売も実施。
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