岡村靖幸、松田聖子、椎名林檎らの楽曲を解析する「コード進行特集」

2019/10/06 09:15 配信

アイドル

10月6日(日)の「ザ・カセットテープ・ミュージック」は、コード進行を特集(C)BS12 トゥエルビ

BS12 トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00)は、この10月で3年目に突入。10月6日(日)は「コード進行まとめました特集」を放送する。

祝3年目突入ということで、番組を初めて見る人々にも、マキタスポーツスージー鈴木の音楽ずきおじさんの話をより深く楽しんでもらおうという意図による今回の特集。番組に頻出する「コード進行」をあらためて取り上げる。カセットガールは、ふるちゃんこと古橋舞悠

コード進行というテーマ設定に「スタッフは手詰まりなんじゃないですか?」と訴えるマキタスポーツ。「ケンカを売られている感じだから応えなきゃいけない」とスージー鈴木も力が入る。

スージー鈴木は、「秋のクリシェ特集」と名付けて、コードの構成音を半音ずつ順番に下げたり上げたりする進行「クリシェ」を使用した名曲を紹介する。

まずは、岡村靖幸の「カルアミルク」(1990年)をセレクト。楽曲が流れる間にマキタスポーツが口にする岡村や楽曲に対するコメントも耳をそばだてたい。

スージーが「カルアミルク」に使われているクリシェ部分をピアノを使って解説すると、ふるちゃんは「なんかムズムズする音」と感想をもらす。「ダブルクリシェ」とスージーが命名するそのテクニックは、ビートルズも用いていたらしい。

続いて「上昇クリシェ」として松田聖子「レモネードの夏」(1982年)をピックアップ。ここで使用されている、常道とも言えるコード進行は、お笑いコンビ・クマムシの「あったかいんだからぁ」にも通じるという。ふるちゃんは、「レモネードの夏」に合わせて「あったかいんだからぁ」を歌ってみて、「(聴いていると)言いたくなりますね。やりたくなる」と理解する。

同じく松田聖子の楽曲「ガラスの林檎」(1983年)も取り上げ、そのクリシェ部分をマキタ=ギター、スージー=キーボード、ふるちゃん=歌唱で演奏することに。突然の振りにもふるちゃんはきっちりと歌い上げ、「楽しい!」と喜ぶ。そこでスージーはマキタスポーツのある変化に気づく。マキタスポーツは「なんか3人でできるとうれしくて」と目に涙を浮かべていたのだった。