松重演じるヒキタの一回り以上年下の妻・サチを演じる北川は「不妊治療がテーマではあるのですが、例えばご結婚されていない方や不妊治療の経験がない方など、いろいろな方に楽しんでいただける作品なので、幅広い層の方に見ていただきたいなと思っていたら、今日は男性も女性も、若い方もお子さんもいらっしゃって。たくさんの方にこの映画が届いたんだとうれしい限りです」と、喜んだ。
また、ヒキタと違い“受精大臣”のあだ名がつくほど子だくさんの担当編集者・杉浦を演じた濵田は「“受精大臣”という役名は参りましたよね~、なんて品のない!(笑)。本当に温かくて悪人が出てこない作品なので、唯一のヒールとしてヒキタさんを追い込んでやろうと思ってやっていました(笑)」と、場内の笑いを誘った。
ヒキタ夫妻の担当医を演じた山中は、撮影中の印象に残ったエピソードとして「撮影最終日に、ヒキタさんとサチが夫婦になっていく姿を見て、お二人が愛おしくて。よかったなぁ、すてきな夫婦だなぁと思ったら、オールアップのカットがかかった時に感極まって泣いてしまったんですね。そしたら松重さんが『お前、泣くの!?』 って(笑)」と、告白。サチの父親を演じた伊東は、「皆さんはご不満かもしれませんね。私が(北川さんの)お父さんではなく、おじいちゃんじゃないの!?って!お父さんです!実生活では娘がいないので、うれしかったですね」と、振り返った。
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