――リカに追い詰められていく大矢の姿からも、台本の面白さは感じられます。
次々事件が起きますし、いつどこでリカに見られているかわからないゾクゾクした面白さは、台本からも感じます。(撮影現場では)リカ目線のカメラで撮っている時もあり、とても臨場感が感じられる撮影をしていると感じます。常にどこかにリカがいるんじゃないかなと、観ている方もドキドキを感じられる作品かもしれないですよ。
――印象に残ったシーンを教えてください。
リカに仕組まれたある手術のシーンは台本を読んだ時から衝撃でした。リカの人としてのずれや、正常な判断が出来なくなるサイコパスな部分にゾッとするシーンでした。
――高岡さん演じるリカに期待が増すばかりですが、共演してのご感想は?
高岡さんが演じるリカは、ホラー的要素は全くなく、その人自体が怖いというか、自然なリカというと変ですが、そういう高岡さんのお芝居がやはり凄いと思います。
ちょっとした目線だったり、特徴的な腕のあざにしても、それがまたリカの恐ろしさを象徴するようで不気味なのですが、そのすべてがリカにとっては普通で当たり前という感じで生きてきたんだなと思わせるんです。
――撮影現場では、高岡さんとどのような話をしていますか?
僕は台本から先入観でリカを怖い人と見ているので、撮影中はとても恐怖です(笑)。ただ、現場を離れて休憩されている時の高岡さんはとても楽しい方で、いいお母さんだなと思います。たまに子どもの相談をしたりしています。
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