フランス屈指の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。彼女は、料理人としての人生を懸けてフランス・パリに来ていた。そんな中、ある一人の男と出会う。
その男は、倫子が“実技テスト”で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んで来て、一方的にメニューのアイデアを出し、代わりに作ろうとする。
聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから、好みが分かるという。その矢先に、男は借金取りに追い掛けられ、去っていく。
その男こそが、パリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人。しかし、3年前のある事件がきっかけで表舞台から消え去った日本人シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)だった。
その後、面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花と出会う。そこで尾花が作った料理のあまりのおいしさと、自分の実力のなさに、倫子は思わず涙をこぼす。その時、尾花は倫子に突然、一緒に店を作らないかと提案する。
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