<ニッポンノワール>話題の『3年A組』との“繋がり”秘話 福井P「ドラマの概念を変えたい」

2019/10/16 06:00 配信

ドラマ

「3年A組―」の半年後を舞台にしたワケは


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また、ことし1~3月に放送され、話題となった「3年A組―今から皆さんは、人質です―」のスタッフが再集結し、“3A”の半年後が描かれることでも注目度が高い本作。

元瀬ヶ山署生活安全課刑事の宮城遼一(細田善彦)、捜査1課理事官の本城諭(篠井英介)、元半グレ集団ベルムズのリーダーK(栄信)という、“3A”にも登場した同じキャラクターも登場させることについて、「“3A”とのつながりは、ドラマを楽しくするための仕掛け、ドラマの概念を変えたいという意識で挑戦しました。10本かけて育てたキャラクターが新しいドラマにも入ってきてくれることで、色んな転がしやすさや作品のつくり方は転がる、膨らむなと思った。せっかくだから物語の中に意味を持たせて登場させたい」と言う。

「続編ものだとありますが、全然違う世界観の物語なのに、でも登場人物はそこに息づいて、あの半年間、どういうことをしていたんだろう?とか。宮城は捜査一課に配属されてあれだけ熱血だったのを今度は真っ直ぐに出したり、Kについてもベルムズの人間が足抜けしていて、でも彼はこの世界でどう生きていくのかとか。生きている感覚を、登場人物なんですが、もしかしたら皆さんの住んでいる隣の町で生きているかもしれないと思わす感覚を持っていただきたいと思いますね。そしてコレが永遠に出来る。オリジナルならではの強みでもあります」と明かした。

まだまだ謎が謎を呼ぶ展開が用意されている本作。考察ブームが続く日曜夜10時枠ということもあり、福井Pも「深読みしていただくことはウェルカム!!」と宣言。物語のスピードはとても速いが、ヒントが隠されている場面を見逃せない、話題の尽きないドラマになりそうだ。

気になる第2話のあらすじは…。