米倉涼子、昔は「私、失敗しないので」に抵抗あった<「ドクターX」インタビュー>

2019/10/17 12:25 配信

ドラマ

「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」主演の米倉涼子撮影:藤本和史


米倉涼子演じる大門未知子の「私、失敗しないので」というセリフでおなじみの人気医療ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の第6シリーズ(毎週木曜夜9:00-9:54※初回15分拡大、テレビ朝日系)が、10月17日からいよいよ放送スタート。米倉が本作への思いや撮影現場の様子などについて語った。

第5シリーズのラストで余命3カ月の状態から奇跡の生還を果たし、その後はキューバで医者として活躍していた未知子。第6シリーズでは、おなじみの西田敏行演じる院長の蛭間や、遠藤憲一率いる“御意軍団”がいる「東帝大学病院」にカムバックするが、病院は倒産寸前でますますビジネス最優先の状態に陥っていた。

久しぶりに大門未知子を演じる米倉は、未知子が所属する神原名医紹介所の所長の晶を演じる岸部一徳や、西田らの顔を見て、帰ってきたことを実感したそうだ

「私の役ってツマラナイのかしら?と思うほど、西田さんたちが面白い」(米倉)


――2年ぶりにテレビ朝日60周年記念番組として帰ってくることになりましたが、どんなお気持ちですか? 人気作ですので、心待ちにしていた方もいると思います。

「私にとっても大切な作品ですので、記念の年にやらせていただけることはとても光栄ですし、楽しみでもあります。でも、プレッシャーもありますよ。かつて視聴率が良かったと言っても、始まってみないとどれぐらいの方がご覧になってくださるのか分かりませんからね。でも、お話はみんなで本読みをしただけでも、とても面白かったです!」

――その本読みで西田敏行さん、岸部一徳さんを始めとするお馴染みの皆さまに会われたそうですが、いかがでしたか?

「もしかして私の役ってツマラナイのかしら?と思うほど、皆さん面白くて! もっとみんなを笑わせなきゃいけないような気もしたんですけど(笑)、未知子は一本気の人なので、彼女らしい道を進もうと思い直しました。そういう意味では、未知子は我慢の役です。でも、そう考えると、私はとても贅沢なエンターテイメントを一番近くで見られているんだなと思います」