佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優がぶつかり合う! 映画「ひとよ」“兄妹喧嘩”シーン公開

2019/11/04 12:00 配信

映画

佐藤健主演による映画「ひとよ」の本編シーン映像が解禁に。佐藤、鈴木亮平、松岡茉優が“兄妹喧嘩”を展開する(C)2019「ひとよ」製作委員会

白石和彌監督、佐藤健主演による映画「ひとよ」が、11月8日(金)に公開。11月4日は“ひとよの日”ということで、佐藤、鈴木亮平松岡茉優による迫真の“兄妹喧嘩”シーンが解禁となった。

佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優が見せる緊迫感満点のシーン


公開された本編シーン映像は、佐藤、鈴木、松岡の三きょうだいが一堂に会するスナックでのワンシーン。

次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)の3人の子どもを守るため、母・こはる(田中裕子)が暴力を振るう夫を殺めた一夜の事件から15年。紆余曲折を経て、こはるは三きょうだいの元へ帰ってきた。

だが、15年前と同様に3人が生まれ育った、タクシー営業所への嫌がらせが再開。手を焼く面々だったが、ある事実が発覚し、それをきっかけに3人は、園子の勤め先であるスナックで口論になる。

「母さんは母さんだぞ」と悲しみをにじませながら、静かに憤る大樹。一方、雄二は「代償考えないで子どもを置いて出ていって、自分は禊も済ませたつもりで帰ってきて、冗談じゃねえよ!」と吐き捨てる。

殺人を犯してまで自分たちを守ったこはるへ葛藤を抱える大樹と園子、事件のせいで世間から冷たい視線にさらされ続けてきた15年間を許せない雄二。3人が、それぞれが抱えてきた思いからぶつかり合う、緊迫感満点のシーンとなっている。

白石監督によると、本作には「他人であろうと、家族であろうと、人間関係は一度クラッシュしないと前には進めないのではないか」というメッセージが込められ、それが色濃く反映されているとのこと。

このシーンでも、三きょうだいが家族だからこその苦悩や葛藤を経て、衝突しながら前に向かおうとする姿が映し出されており、白石監督は3人に対して、決して仲が良いだけではない絶妙な距離感も含めて「本当の“兄妹”にしか見えない」と称賛を送っている。

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