寺島しのぶが“卍固め”?柳葉敏郎、現役レスラーも参戦で波乱の予感!<時効警察>

2019/11/15 06:30 配信

ドラマ

CEO役の寺島しのぶ(C)テレビ朝日


寺島しのぶ(枕木葵 役) コメント


――「時効警察はじめました」出演の決め手をお聞かせください。

出演の決め手はプロレスという題材とプロレス団体CEOという役どころでしたね。私は一時期、本気で女子プロレスラーを目指していたこともあって、女子プロレスが全盛期だったときにはクラッシュ・ギャルズさんが大好きで、当時はしょっちゅう技を練習していたんです。だから、撮影でも初日から興奮して! ほかの出演者が技をかけるシーンを見ていたらウズウズしちゃって、現場にいらっしゃった現役プロレスラーの方にお願いして、卍固めをかけさせていただいちゃいました。そしたら「技のかけ方が速い」と褒められて、すごくうれしくて! やっぱり体が覚えているんです(笑)!…って、私はレスラーか!?昔、良く練習していたので体が勝手に動いてしまう部分は、葵を演じる上でも出せたらいいな、と思っています。今回は人生初のプロレス団体CEO、そしてプロレス技をかけるのも得意という役柄。気合を入れて臨みたいと思います!

――葵は「気合プロレス」のCEOでプロレス技をかけるのも得意。どんなイメージをもって役に臨みましたか?

葵は下火になった「気合プロレス」のため、健気に頑張った人なんじゃないかなぁ、と思います。演じるにあたっては、いつものように自分であまり決め込まず、監督が望むことや共演者との掛け合いの中で芝居を作っていきましたね。その方が振れ幅も広くなって面白いし、何かがハッと生まれてきますから。実は今回、大九明子監督もプロレスがお好きだそうで、わざわざ言葉にしなくても「こういう感じですよね」と分かり合える部分があったんです。プロレス好きってやっぱり、いい人が多いですよね!

――実際の撮影はいかがでしたか? 何か印象的なエピソードなどはありますか?

リングの上で撮影が始まって、いい初日を迎えられました。リングに上がれただけで、ロープをまたげただけでもう…。リングは聖域です! マットの感触とかね…。実は興奮しすぎて、劇中でもアドリブで、オダギリくんに卍固めをかけちゃおうかなぁと思っていたんですけど(笑)、肩を最近痛めたと小耳に挟んだので止めよう、と。肩を痛めてなかったら、本当にやっちゃっていたかもしれないです。