学生にとって、多少の校則に縛られてしまうのは仕方がないと思う。学生の頃は気が付かなかったが、校則があることによって、自分自身を守ることができる、生徒が平等でいることができる。あと、たまにハメを外せる体育祭や文化祭、課外授業、修学旅行が非常に楽しくなる…。
しかし、手代木(星田英利)のような校則に異常な執着がある、うるさい先生はどこの学校にも一人はいる。
わたしの通っていた学校は校則にそこまで厳しい学校ではなかったが、そんな中でも校則にうるさい先生はいて、その先生は毎朝学校の正門で一人でも多く制服の乱れがある生徒を見つけようと、血眼になって探していた。
わたしは校則に興味がなく、スカートを短くしたいとか、シャツのボタンを開けたいとか、髪の毛を染めたいとか、放課後制服のままカラオケに行きたいとか、そういった欲求が一切なかった。でも、“学校”という集団生活が苦手で、たまに午後の授業をサボっていた。
それでも、社会に出れば、授業をサボっていたとか、放課後遊び呆けてたとか、校則を守っていたとか、そんなところを見られることはまずない。
きっと創楽みたいな子はそういうことも分かっていたと思う。ではなぜ、創楽がここまで“ブラックな校則と”戦えたのか。
それは、恋をしていたからだ。創楽は、同じクラスの女子生徒・希央(モトーラ世理奈)に恋をしていた。
地毛が茶色い希央が先生から「黒髪にしなさい」と滅茶苦茶な注意を受けるのを見て、創楽は“ブラックな校則”に中弥とともに戦うことを決意する。
第7話では、学校見学会があるため「何があっても学校を休むな」と生徒らは手代木から強く言われる。そんな中、学校見学会の前日、裏コミュニティサイトで創楽らは「学校をサボろう!」と呼びかけるのだ。
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