人類誕生のはるか昔、恐竜は愛情や知性まで身に付けていた。
今から6600万年前の地球。そこは、巨大生物たちが覇権を争う世界だった。北米では、集団で巧みな狩りをする最強恐竜ティラノサウルスがトリケラトプスを取り囲み、アジアの海岸では、浜辺にやって来たカムイサウルスに巨大な海竜モササウルスが水中から襲い掛かる。まさに、弱肉強食の世界だ。
一方で、恐竜たちの意外な一面も見えてきた。極寒の北極で、知恵を武器に生き抜く肉食恐竜トロオドン。モンゴルの大地を疾走するのは、全身をド派手な羽毛に包まれた羽毛恐竜デイノケイルス。わが子を守るため、自らの命を犠牲に天敵のタルボサウルスと戦った。
さらに、海の中では巨大な海竜モササウルスが、まるで人間のように自らのおなかを痛めて、新たな命を育んでいく。
恐竜たちは過酷な環境で命をつなぐため、我が子に愛を注ぎながら必死に生きていた。だが、そのころ直径10kmの隕石が猛スピードで地球に向かっていた…。
人類誕生のはるか昔に、愛情や知性まで身に付けていた恐竜たちの知られざる素顔を公開。その他、最近相次ぐ新たな化石の発見で明らかになりつつある、日本にあった恐竜王国の全貌にも徹底的に迫る。
「ダーウィンが来た!」ならでは本当の恐竜世界がここにある。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)