真木よう子主演で直木賞受賞作「ファーストラヴ」ドラマ化!「この主人公になってみたい思いが強かった」

2019/11/29 18:05 配信

ドラマ

ドラマ「ファーストラヴ」で主演を務める真木よう子

真木よう子が、2020年2月22日(土)放送の特集ドラマ「ファーストラヴ」(夜9:00-10:59、NHK BSプレミアム)で主演を務めることが分かった。

第159回直木賞を受賞した島本理生の同名小説をドラマ化した本作は、父親を殺した女子大生・環菜のルポを書くために、彼女と向き合うことになった公認心理師の由紀が“愛”と“殺意”に迫るヒューマンミステリー。

上白石萌歌演じる殺人犯・環菜と真木演じる公認心理士・由紀のやりとりを中心に、繊細な女性心理を巧みに描き、目に見えづらい“心の闇”を臨床心理の視点からひもとくという斬新な原作の世界観を丁寧に表現する。

また、由紀、環菜の他、平岡祐太が弁護士の迦葉を、環菜の 母・昭菜を黒木瞳が演じることも決定。

それぞれ心に闇を抱えた登場人物の「視線」と「繊細な心理描写」にこだわって描く中で、驚がくの事件の真相が明らかになっていく。

真木よう子コメント


この作品をお引き受けしたのは、とても漠然としたもので、 何か、この主人公、由紀になってみたい思いが強かったからです。

それが何なのかは、撮影が始まってから答えが出ると思います。

あらすじ


公認心理師の主人公・由紀(真木)は、出版社から話題の「美人女子大生の父親刺殺事件」のル ポの執筆依頼を受ける。殺人犯・環菜(上白石)が「動機は見つけてください」と警察に言ったことで、波紋を呼んだ事件だ。

環菜の国選弁護人で、由紀の義弟でもある迦葉(平岡)からも協力を請われて由紀は環菜と面会し、カウンセリングのような形で環菜の家族に何があったのかを突き止めようとする。

真相を探る中、明らかになる環菜と殺された父親、さらには母親・昭菜(黒木)とのゆがんだ親子関係。

環菜の心に触れることは、由紀自身の過去と向き合う作業でもあった。そして、環菜はついに「初恋」について語り始める。

そして明らかになる環菜の“うそ”の本当の理由。果たして環菜は、本当に父を殺したのか…。