――宮藤官九郎さんの脚本を読んでの感想を教えてください。
やっぱりすごく楽しかったです。「いだてん―」もそうですが、読んでいて「やりたい!この世界に入っていきたい!」と、強く思わされるのが宮藤さんの脚本の魅力だと思います。
また、現場に入ってみて「いだてん―」の世界は宮藤さんの脚本の1行のト書きが、100倍くらいになって描かれているのだとも感じました。そういう監督たちはじめ、制作するスタッフの皆さん、俳優の皆さんの思いでふくらんでいるのだと。
――最後にメッセージをお願いします。
監督から、「東洋の魔女のバレーボールパートは『いだてん―』で描いてきた女子スポーツの集大成的な意味も担っている」と伺い、とても重要な役目だと感じていました。
演じられて本当にありがたいですし、こうした形で参加できることはすごくぜいたくなことだと改めて思いました。
朝ドラ(連続テレビ小説)の「まんぷく」(2018〜19年、NHK総合ほか)でも感じましたが、NHKのドラマは回によって演出される監督が違うので、いろんな監督と撮影ができるのも醍醐味なんです。
朝ドラは 1 年半近くという長い期間ですが、今回は短い期間の中でもまたそういう出会いを経験できて、私はNHKのドラマの現場が大好きだなぁと改めて思いました。
役者としてまた貴重な経験をさせていただいたと思っています。皆さんにも楽しんでご覧いただけたらうれしいです。
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