眞栄田郷敦×岡崎紗絵、お気に入りは“青春”たっぷりの「浜辺を歩くシーン」

2019/12/01 11:00 配信

映画

「午前0時、キスしに来てよ」(12月6日・金公開)で共演した眞栄田郷敦と岡崎紗絵撮影=玉井美世子


国民的スーパースターと普通の女子高校生の恋を描くロマンティックなラブストーリー「午前0時、キスしに来てよ」(12月6日・金公開)で、橋本環奈演じるヒロインを交えた“仲よし3人組”を演じた眞栄田郷敦岡崎紗絵。出演作を重ねて役者としてメキメキと頭角を現している彼らが、演じた役柄を通して「友達って本当にいいなと思った」と意気投合。思わず胸キュンしたシーンや、飛躍の1年について語り合ってもらった。

原作は、みきもと凜の少女コミック。GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が扮するスーパースターの綾瀬楓と、女子高校生の花澤日奈々(橋本)が出会い、誰にも知られてはいけない“ヒミツの恋”に落ちていく姿を描く。眞栄田が演じるのは、日奈々の幼なじみで、彼女に想いを寄せる“あーちゃん”こと浜辺彰。岡崎は、日奈々を温かく見守る親友の“るんちゃん”こと磯山光を演じた。

日奈々(橋本環奈)の幼なじみで、彼女に想いを寄せる“あーちゃん”こと浜辺彰(眞栄田郷敦)と日奈々の親友の“るんちゃん”こと磯山光(岡崎紗絵)(C)2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会


“仲よし3人組”のお気に入りは浜辺を歩くシーン


――橋本さん、眞栄田さん、岡崎さんは同級生の“仲よし3人組”を演じました。まずはお互いの印象を教えてください。

眞栄田「岡崎さんは、コミュニケーション能力が高くて、ものすごく明るい方だなと思いました。初めてお会いしたのは本読みのときだったと思いますが、岡崎さんのお芝居のトーンが心地よくて。お芝居もステキだなと思いました」

岡崎「褒められました! ありがとうございます。眞栄田さんは、まだ10代なのにとても落ち着いている印象があって、口数もあまり多くない方なのかなと思っていたんです。でもお会いしてみたら、とても柔らかな方で。いろいろとお話することができてすごくうれしかったです」

眞栄田「街中で一度、偶然にお会いしたことがあるんですよね。岡崎さんは、走ってあいさつしに来てくださって。やっぱり社交的な方だなと思いました」

岡崎「あのときはびっくりしましたね!(笑)。振り返ってみると、撮影現場は学生に戻ったような、すごく楽しい時間でした。橋本環奈さんがものすごく明るい方なので、彼女を中心に毎日笑顔で過ごしていたように思います」

眞栄田「ムードメーカーでしたね。休憩時間はみんなで折り紙を折っていたような気がします」

岡崎「折っていましたね(笑)。ひたすら折り紙を折りながら、『学生時代、どんなことが流行った?』とか『お休みの日って何してる?』などいろいろなお話をしましたね」

――楽しい撮影現場だったことが目に浮かびます。“仲よし3人組”のやり取りでお気に入りのシーンはありますか?

岡崎「私は学校からの帰り道で、浜辺を歩くシーンです。“帰り道に海があるなんて、なんてステキなんだ!”と思いましたし、“青春だなあ”とワクワクしました。決まったセリフがあるわけではないシーンだったんですが、3人で『テスト勉強やった?』といった話をしながら、シーンを作り上げていきました。“るんちゃん”は勉強ができる方だけど、私は追い詰められてギリギリになってからしかテスト勉強をやらなかったあ…など自分の学生生活も思い出したりしました(笑)」

眞栄田「僕もそのシーンの話をしようと思っていました! 僕はお芝居の経験も少ないので、セリフがないシーンを作り上げることに、ものすごく緊張していたんです。でも橋本さんと岡崎さんがサポートしてくれて、楽しく撮影することができました。海というロケーションもそうですし、3人の雰囲気も好きなシーンです。僕自身はずっと部活に打ち込んでいたので、男くさい学生生活と言いますか…(笑)。それだけに、この映画でキラキラした青春を体験できてとても楽しかったです」