眞栄田郷敦×岡崎紗絵、お気に入りは“青春”たっぷりの「浜辺を歩くシーン」
“あーちゃん”は本当に愛されキャラです(岡崎)
――彰の誕生日会のシーンは、楓、日奈々、彰、光の4人が揃うにぎやかなシーンとなりました。
岡崎「あのシーンは、撮影自体もハッピーな雰囲気がありました。サプライズでお祝いをされている“あーちゃん”の愛され度が伝わる、すごく好きなシーンです。“あーちゃん”は本当に愛されキャラです。優しくて男気があって、ものすごくいい人!」
眞栄田「僕は劇中のキャラクターだったら、“るんちゃん”が好きなんです。誕生日会のシーンは、お互いの関係性がよく分かるシーンでもあります。そこでも“るんちゃん”の振る舞いや、立ち位置がすごくいいんですよね。“るんちゃん”と“あーちゃん”のやり取りでは、『友達っていいな』と思うシーンがたくさんありました」
――ご自身にとって思い出の誕生日会を教えてください。
眞栄田「僕は海外で育ったんですが、クラス単位で誕生日の人のお祝いをしたりと、規模の大きなパーティーをすることも多くて。ピザが何十枚と配達されてきたり、トラックで食べ物が運ばれてきたり、アイスもバケツ単位で運ばれてきたり…」
岡崎「ええ!? 海外ドラマのお話みたい!」
眞栄田「でも僕は規模の大きなものより、今回の映画で描かれたようなアットホームな誕生日会の方がずっと好きです。仲のいい人たちで集まってお祝いする方が、なんだか温かいですよね」
岡崎「私は高校時代の誕生日会が思い出に残っています。友達から『何時に公園に来て』とだけ告げられて、行ってみたら風船を持った友達がいて(笑)。DVDプレイヤーを持って来ている子もいたんですが、流れたDVDにはいろいろな友達からの“おめでとうメッセージ”が入っていました。しまいには『おめでとう!』と言いながら、水風船を投げられて! ビシャビシャになりながらプレゼントをもらいました(笑)。11月だったのでちょっと寒かったですが、今思い返すと青春だったと感じます」
――お二人が「友達っていいな」と思うのは、どんなときでしょうか。
眞栄田「何でも話せる友達とは、会うだけでリフレッシュすることができます。どこか遊びに行くなどでもなく、一緒にご飯を食べたり、少し話すだけでも、いい時間を過ごすことができる。明日からもがんばろう!と力をもらえますね」
岡崎「自分ではポジティブに考えられないときなど、いろいろなアドバイスや自分にない考えをもらえたりするので、いつも友達には助けられています。悩んでいるときに光をくれるのは、いつも友達の存在。日々、ありがたみを感じています」
――楓と日奈々の恋を描く中では、マスク越しのキスや、鼻をかじっての“鼻かじキス”などドキドキするようなシーンが満載です。お二人が思わず胸キュンしたシーンや、憧れるシチュエーションはありますか。
眞栄田「僕は、日奈々が楓さんの髪をドライヤーで乾かすシーン。あの距離感もいいし、楓さんの自宅というシチュエーションもいいですね」
岡崎「私も憧れます! そうそう、距離感がいいんですよね。あと映画館デートもいいですね。映画の感想からも、その人がどういう好みかが分かったりするので、映画館デートは、付き合いたてのころにぜひ行きたいデートです!」
取材・文=成田おり枝
12月6日(金)公開
配給:松竹
原作:みきもと凜/監督:新城毅彦/出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、橋本環奈、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、酒井若菜、遠藤憲一ほか
【HP】https://0kiss.jp/