宮藤官九郎「ウーマンリブ」新作書き下ろし『いろいろあって5年も休んでしまった』

宮藤官九郎が作・演出の「ウーマンリブvol.14『もうがまんできない』」が、2020年4月2日(木)～5月3日(日)東京・下北沢本多劇場、5月9日(土)～21日(木)大阪・サンケイホールブリーゼで上演されることが分かった。

宮藤が手掛ける「ウーマンリブシリーズ」は、何物にもとらわれず、今やりたいことを自由に、ストレートに表現する大人計画の劇団公演。

1996年の「ウーマンリブvol.1『ナオミの夢』」からスタートした同シリーズは、これまで作品ごとに大人計画メンバーをはじめ、個性豊かなキャストで上演されてきた。

今回のvol.14は、2015年の「ウーマンリブvol.13『七年ぶりの恋人』」以来、約5年ぶりの上演となる。

「もうがまんできない」をタイトルに、現代を生きるストレスを抱えた人々の群像劇を、新作書き下ろし、2時間ノンストップで描く。

出演は大人計画の看板俳優・阿部サダヲに、柄本佑、宮崎吐夢、荒川良々、平岩紙、「ウーマンリブシリーズ」8作連続出演となる少路勇介に加え、宮藤本人も出演する。

そして、約10年ぶりの舞台出演となる要潤。さらには、2020年1月からBunkamuraシアターコクーンの芸術監督に就任する大人計画・主宰の松尾スズキと、ユニークなキャスト陣がそろった。

解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など、わけありな人々がわい雑な街の一角で、たまたま出会い、物語が繰り広げられる。