体育教師から警察官に転職し、横浜の交番に勤務している仲井戸豪太(桐谷)はある日、商店街で包丁を振り回していた暴漢を現行犯逮捕。県警本部長から表彰される。
しかも、勢いづいた豪太はその場で本部長に直訴し、横浜桜木署の捜査課へ異動。強行犯係に配属され、ずっと憧れていた刑事として新スタートを切る。
さらに異動初日から、豪太の勢いは止まらない。一昨年末から世間を騒がせている連続空き巣犯を早く捕まえろ、と市民が苦言を呈していると知るや発奮。強行犯係の管轄外にもかかわらず、自分が犯人を捕まえると宣言し、地道な捜査を開始したのだ。
ところが…ついに犯人を逮捕した豪太は、その顔を見てがくぜんとする。連続空き巣犯は元教え子・滑川秀幸(馬場徹)だった。
一方、横浜地検みなと支部の検事・真島修平(東出)は、片思い中の立会事務官・仲井戸みなみ(比嘉愛未)の気を引こうと猛アプローチするも、ピントがズレまくりで全然刺さらない日々。何より、検事になって5年目だというのに大事件を任せてもらえず、焦りが募っていた。
そんな折、修平は送検されてきた滑川を担当。余罪を追及すると、1年前に空き巣目的で入った家で、年老いた家人と鉢合わせになり、突き飛ばして逃げていたことが判明する。
しかも、修平が桜木署に問い合わせると、その老人は直後に亡くなった状態で発見されていたという。
これは強盗致死、あるいは強盗殺人の可能性もあると考えた修平は、功名心から自分が立証すると名乗りを上げるのだが…。
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