2020年3月30日(月)スタートの連続テレビ小説「エール」(NHK総合ほか)のスタジオ取材会が行われ窪田正孝、唐沢寿明、菊池桃子、佐久本宝が登場した。
本作では、「栄冠は君に輝く~全国高等学校野球大会の歌~」など数々の名曲を生み出してきた昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く。
窪田は、福島で代々続く老舗呉服店の長男で、気弱でいじめられがちだったが音楽と出合い、その秘めた才能を発揮して作曲を始める主人公・古山裕一を演じ、二階堂ふみが裕一の妻となる関内音を演じる。
取材会は、裕一の実家・古山家の老舗呉服店「喜多一」のセットで行われ、窪田は「撮影始まって3カ月ですが、キャスト、スタッフみんな仲良く、和気あいあいと大変なシーンも順調に乗り越えてやっております。たまにせりふが飛ぶこともあるのですが、それもみんなでカバーしながらやっているような現場です」と笑顔を見せた。
裕一の父・三郎を演じる唐沢の「本当にこのようにみんなで仲良くやらせていただいております。まあ、ムカつく俳優も2、3いますけれどもね(笑)」という冗談に、すかさず窪田が「だめですよ!(笑)」とツッコミを入れる場面も。
また、“朝ドラ”初出演で緊張気味だった裕一の弟・浩二を演じる佐久本に対し唐沢は「みなさんどなたでもいいので、彼に質問してあげてください!」といじると、裕一の母・まさを演じる菊池も「裕一だけでなく、浩二にも“エール”をお願いいたします!」と言い、会場は笑いに包まれ現場の和気あいあいとした雰囲気を垣間見ることができた。
そんな佐久本は「先ほどからわかる通り、こんな温かい家族のもとで次男として演じることができてとてもうれしい気持ちでいっぱいです」と緊張気味に答えた。
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