1月7日(火)放送の「セブンルール」(夜11:00-11:30、フジテレビ系)は、途上国の子供たちに向けて移動映画館の活動を行う、NPO法人World Theater Project代表・教来石小織(きょうらいせき・さおり)に密着する。
彼女はこれまでに世界14カ国を訪れ、7万人にも上る子供たちに映画を届けてきた。カンボジア・シェムリアップから車で1時間程の場所にある小さな村では、小学校で日本のアニメ映画の上映会を開催。教室はすぐに、身を乗り出して映画に見入る子供たちの笑顔で包まれた。
「食料やワクチンを届けることが先ではないか」と言う声もある中、彼女には映画を届けたいと考える理由があった。
1981年に千葉で生まれた彼女は母親の影響で映画好きになり、映画監督を志すも、才能に限界を感じ断念。その後、派遣の事務員として働く中で思い出したのが、大学時代にドキュメンタリー映画の撮影に行ったケニアでの出来事だった。
村で子供たちに将来の夢を尋ねても、出てくる答えは少なかったそう。そこで“知らない夢は思い描くことができない”ことに気づいた彼女は、“いつか途上国に映画館を作りたい”という夢を持つようになる。
2012年に活動を始め、カンボジアに単独渡航し、ベッドシーツでスクリーンを作って上映会を実施。以来7年間、賛同者を増やしながら活動を続け、今ではNPO法人の代表に。自身ではメンバーを力強く引っ張っていくタイプではないと語るが、多くの支援者や企業の応援を集め続けている彼女のセブンルールに迫る。
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