片寄は、松本(伊藤)に反発する“さとり世代”の研修医・田中玲一を演じる。自身の役について「熱い気持ちを持って研修医をしていますが、まだ自分の技術が追い付いていないという現実と、自分の頭の中で思い描く理想の間で葛藤する部分は共感できます。そういう気持ちって、若い頃に誰しもが経験することだと思うので、そういったところを大事に出来たらなと思います」とコメント。
また、司会者から「“サトリ世代”だなと感じる部分」について聞かれると、片寄は「僕は多分、“ゆとり世代”だと思うんですが、もしかしたら意図せず、気付かないうちに先輩たちをムカつかせてしまっているかもしれません…」と不安げな表情に。すると伊藤は笑顔で片寄の目を見ながら大きく首を振り、片寄を安心させた。
濱田(ムロ)の下で働く新人心臓外科医・児嶋眞白を演じる松本は、「初めてのお医者さん役で、それに加えて左利きという設定があるので、左手でご飯を食べてみたりと意識しています」と明かした。
さらに、同作について「生命が終わってしまう、悲しいことやつらいことが描かれる中にも、残された人たちが明日から頑張れる力を貰えるようなドラマになっていると思います」と目を輝かせた。
話題は、同作のおすすめポイントについて。伊藤らキャストたちが作品全体の見どころについて答える中、余は、「私は主人公を見守っている役で、時々登場しては時々謎めいたことを言って去って行くんですが、ちょっと良いことを言ったりするんですね。そこが見どころかと思います」とアピール。
すると、すかさずムロが、「今みんな死生観とか、ドラマのテーマについてアピールしていたのに、まさかご自分のお話をされるとは!」と突っ込み、会場は笑いに包まれた。
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