森田剛、初共演の吉岡里帆を絶賛「見た目とは違って…強い女性だなという感覚」

2020/01/13 04:00 配信

芸能一般

森田剛(V6)が、吉岡里帆田畑智子根岸季衣鶴見辰吾と共に1月12日、東京・東京芸術劇場プレイハウスで行われたPARCO PRODUCE 2020「FORTUNE フォーチュン」の公開フォトコール・囲み取材に出席した。

「FORTUNE」囲み取材に登場した鶴見辰吾、田畑智子、森田剛、吉岡里帆、根岸季衣(写真左から)


「FORTUNE フォーチュン」は、イギリス演劇界を率引する劇作家のサイモン・スティーヴンスが、悪魔に魂を売った男の顛末を描いた“ファウスト伝説”を大胆にも現代のロンドンの映画業界に置き換えた意欲的な新作。

全てを手に入れるために悪魔と契約を結び、闇へと堕ちていく二面性を持った主人公・フォーチュンを森田、フォーチュンが思いを寄せる素直で真っすぐな女性・マギーを吉岡、フォーチュンと契約を交わす悪魔・ルーシーを田畑、フォーチュンの母親・キャサリンを根岸、自殺したフォーチュンの父親・ショーンを鶴見が演じる。

いよいよ初日を迎えるが、森田は「ドキドキしてますね。この緊張感は久しぶりでなかなかない」と苦笑いし、「稽古期間にいろいろ話して変化も多くて、やっとここにたどり着いたという達成感があるけど、ここから始まるので。いろんな思いがあり、ソワソワしてます」と心境を。

吉岡は「本当に変化が多い稽古場で、毎日毎日新しいアイデアがある現場でした」と振り返り、「それが本番でどんなふうにお客さんに伝わるのかが楽しみですし、きっと本番が始まってからも、お客さんが入ってくださって、また鮮やかに届くような舞台だと思うので楽しみで、緊張しています」と照れ笑いを浮かべた。

吉岡里帆


主人公が悪魔に魂を売る物語だが、森田は「刺激的な怖いシーンもあるけど、この作品は希望にあふれてるんです」と言い、「諦めないっていう大きなテーマがあるので、そこは感じてもらえたらいいなと思います」としみじみ。また、主人公とヒロインの恋について、「すごく複雑だけど、繊細な愛が描かれています」と手応えを明かした。