“朝ドラ”初出演・関西ジャニーズJr.正門良規「まさか自分が出演するとは」<インタビュー>

2020/01/18 08:15 配信

ドラマ インタビュー

関西ジャニーズJr.の正門良規が“朝ドラ”初出演!(C)NHK

正門良規「憎めないというか、かわいがられる人であってほしい」


――ご自身の役柄についての印象や、役のここに注目してほしいという点はありますか?

鮫島の最初の印象は、陽気で、ぬけていて、愛きょうのある人(笑)。僕はおとなしいほうなので、自分とは真逆の性格の役を演じることに、大丈夫かなと戸惑いました。これまでに経験したことのない役柄ですので、演じるのはすごく難しいです。

台本を読んでいると、せりふの語尾に“ェ”や“ー”が入っていたりして「ほんまアホやな(笑)」と思っていたんですが、実はあいさつをするときに帽子を取ったり、礼儀正しい一面もあるので、そのギャップを感じながら役作りをしています。

憎めないというか、かわいがられる人であってほしいですね。体育会系のメンバーの中で先輩ウケが良さそうな雰囲気になればと(笑)。最初は「こいつ!」と思われるんですが、周囲にだんだん受け入れてもらうのが理想です。

鮫島は空気を読まないタイプですが、僕自身は真逆なので、周りの役者さんのリアクションを見て、それに合わせてしまいそうになり、「負けちゃだめ」「飲まれちゃだめ」「鮫島を前に出して!」と言われて、技量不足をひしひしと感じております。でも吸収することがいっぱいあるので、今本当に勉強になっています。

生まれ育った関西ことばは、もちろん慣れ親しんでいるんですが、撮影でずっと緊張しているので、時々「さっき、ちょっとイントネーションがおかしくなってたよ」と指摘されることがあります。無自覚ですが、緊張し過ぎておかしな話し方をしているようです(笑)。

――収録に参加されてみて、現場の印象はいかがでしょうか?

ヒロインの戸田恵梨香さんが関西出身と聞いたときにはびっくりしました。標準語でいろんな作品でお芝居をされているイメージが多かったので、収録で戸田さんのせりふを聞いて「ほんまにずっと関西ことばでしゃべってはるんや」と思いました。

戸田さんはたくさんアドバイスをくれますし、周りをすごくしっかり見ていらっしゃいます。「鮫島はたぶんこういう人やから、直子も服装とか影響を受けていると思う」など、僕が読みとれてないところまでご指摘してくださって、いろいろ気づかせてもらっています。