<麒麟がくる>長谷川博己、大迫力の殺陣シーンでの苦労を告白「ここで言えてよかったです!」

2020/01/16 21:07 配信

ドラマ

会見に登壇した長谷川博己

1月19日(日)にスタートする大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほかNHK総合ほか※初回は75分)の試写会が行われ、主演の長谷川博己らが登壇した。

史料がほとんど残っていない20代の明智光秀の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く同作。脚本を大河ドラマ第29作「太平記」(1991年)を担当した池端俊策が手掛ける。

主人公・明智光秀を演じる長谷川は、「皆さんに作品をお届けすることができまして安堵しております。スタッフ、キャストそれぞれがそれぞれの役割を最大限発揮できるように努力していきたいと思います」とコメントした。

演出を担当した大原拓氏は、「(脚本の)池端さんと話していたのですが、光秀という人物はこれまで“武”の部分があまり描かれてこなかったと思いますが、光秀という人は戦ってきているからこそちゃんと戦いの部分を描きたいなと。光秀の美濃を守るという思いを戦に乗せました」と第1話の冒頭で光秀が野盗を撃退するシーンについて明かす。

そして、「なんといっても長谷川さんには躍動してほしかったので、段々畑をとにかく休まずに駆けてほしいというむちゃなオーダーをして…。走りながらずっと殺陣をやっていただきました」と語った。

それを聞いた長谷川は、「出来上がりは画面が切り替わっていて…。実際は全部一連でやっているんです。僕は人を斬る時に息を止めて演じるのですが、殺陣をして、走って、とやっていると酸欠状態で…。屋根を登るシーンまで一気に撮ったのですが、カットされてしまったので、ここで言えてよかったです!」とコメント。長谷川渾身の冒頭シーンは必見だ。