そして第1弾から、主人公を手助けする女性行員・生野香織を演じてきた夏菜もまた、「こんなに長期にわたってひとつの役を演じるのは初めて。貴重な体験なので素直にうれしいです」と第4弾のオファーに大喜びだったことを語った。
これまで物語のいわば主水の“相棒役”を担ってきた香織は、本作ではキャバクラ店に潜入捜査するというアクティブな活躍を見せる。
なんとそのロケ先は奇しくも、夏菜が2006年のドラマデビュー作(「ガチバカ!」/TBS)で高橋克典と初共演を果たした際の思い出の店。
「いちばん最初に克典さんと学園ドラマでご一緒したとき、私の役柄が高校生でありながらキャバクラでアルバイトをして先生に見つかるという設定だったんです。今回のロケ先が当時と同じお店だったこともあり、思い出が鮮明によみがえりました。まさに“運命”ですね!」と意外な縁を明かした。
本作では放火事件だけでなく、“迷惑行為動画のネット拡散”や“ゴミ屋敷”、“パワハラ”“ネグレクト(育児放棄)”など、現代社会を取り巻くさまざまな問題が描かれていく。
さらに、主水が華麗な立ち回りで悪党を退治する殺陣シーンはもちろん、“火災現場からの救出シーン”“放水シーン”など、炎や水を使った迫力満点のアクションも大きなみどころ。
高橋は「イマドキなネタを盛り込みつつ、あくまでエンターテインメントであることを目指して楽しめるよう作っていますので、2時間ドラマのファンの方、時代劇ファンの方、そしてミステリー好きな方、みなさん気楽に和みながらご覧いただければと思います」と力強くアピール。
夏菜も「今回は“この人、犯人じゃなかったんだ~!”という思わぬ展開があって、これまででいちばん見ごたえがあります。火や水を使ったアクションやカット割りにもこだわっていて、めちゃくちゃ面白くなるんじゃないかなと期待しているので、みなさんにもまたひとひねり加わった“多加賀主水”を楽しみにしていただけたら…」と手ごたえを語っている。
高橋克典&夏菜が太鼓判を押す、痛快エンターテインメント「庶務行員・多加賀主水4」は2月16日(日)放送。