吉高由里子「今はニュースを見ている時間の方が増えました」<「知らなくていいコト」インタビュー>

2020/01/29 07:00 配信

ドラマ

「知らなくていいコト」に出演中の吉高由里子撮影=カノウリョウマ

週刊誌の記者が、日々特ダネを追いながら、自分の出生にまつわる真相を追求していく「知らなくていいコト」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)で主役の真壁ケイトを演じる吉高由里子

今回はそんな吉高に本作への思いや役作りについて話を聞いた。

本物の記者さんたちの反応が気になります


「記者さんとライターさんの違いが分からないくらい、業界のことはよく知りません。でも日頃取材される側としては、文字を毎日起こしている記者さんたちの前では、ちょっとでも言葉を間違えると『不思議ちゃん』みたいなジャンルに入れられちゃうので(笑)、発言に気を付けなきゃ、というイメージです」と用心深く語る吉高だが、週刊誌記者としての役作りの話題では笑顔に。

「毎回追うスクープの資料など、監督やプロデューサーさんが取材してきた内容を教えてもらったのは勉強になったと思います。夜帰ると以前は録画したドラマとかバラエティーとかを見ていたのに、今はニュースを見ている時間の方が増えたし、興味のあることが明らかに変わってきて、気付くことも増えてきたかも。そういう意味では、今回は割とドラマの世界にすぐ興味を持てましたね。大石静さんの台本はかなりリサーチして描かれているので、本物の記者さんたちがドラマを見たらどう思うのか、反応が気になります」

近年は「正義のセ」(2018年日本テレビ系)や「わたし、定時で帰ります。」(2019年TBS系)などお仕事系ドラマが続き、同世代の働く女性から多くの関心を集めるとともに共感を得てきた。

「働く女性も増えましたものね。私の身近にも、趣味の旅行のために働いている子とか、結婚しても働き続ける人とか、スタイルもいろいろ。でもドラマとなると、どうしてもお仕事だけじゃなく、恋愛の要素も入ってきますよね。実は恋愛モノは照れくさくて苦手なんで、この作品みたいにお仕事オシで、ラブストーリーがちょこっと入るってくらいが、正直ありがたいんです(笑)」

取材・文=magbug

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