尾美としのり、2作品連続の明智光秀との絡みで「すごく印象が変わりました」<麒麟がくる>

2020/02/03 12:45 配信

ドラマ

大河ドラマ「麒麟がくる」で土岐頼芸を演じる尾美としのり(C)NHK

2月2日に放送された長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第3回で土岐頼芸を演じる尾美としのりが初登場した。

史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く同作。

頼芸はかつて道三(本木雅弘)と結託し、兄を守護の座から追い落とした過去を持つ美濃の守護。第3回では、道三の嫡男である高政(伊藤英明)に自分が実の父親であるかのようにほのめかす姿などが描かれた。

「シーンを重ねるごとに頼芸に近づいていっている」


尾美は、「土岐頼芸を演じるにあたり事前に文献や資料を読みましたが、それで役づくりをするというより現場で監督と話しながら、頼芸像をつくり上げています。 ですからシーンを重ねるごとに頼芸に近づいていっているという感じです」と役作りについて明かす。

また、同作の主人公・明智光秀については、「『おんな城主 直虎』に出演した際にも光秀さんがいまして、『―直虎』の光秀さんはすでに髪が白くなっていましたので、今回すごく印象が変わりました。

光秀にも若いときがあって、いろいろなことがあり、年をとるとああなるのかとそんなことをちょっと思ったりしました。2作品続けて明智光秀と絡むことになり、面白かったです」とコメント。

また、「斎藤道三役の本木雅弘さんとはお芝居をするのが初めてで、今回共演できてすごく楽しいです。鷹の絵を描くシーンは、絵を描くのに一生懸命でしたが、絵を描きながら道三と化かし合うのが、なかなか面白かったです」と本木との共演エピソードも披露した。

そして「頼芸は道三のことを怖がっているし嫌っているので、あまり目を合わせたり顔を見たりはしません。『あまり近寄りたくない』思っています。そして、どうにか道三の息子である斎藤高政と家臣である光秀を手なづけようとします。そういうずる賢さが全体を通して垣間見えたらいいなと思います」と語った。