小栗旬が、満を持して“彩の国シェイクスピア・シリーズ”に帰ってきた。
1998年にスタートし、完結まで残り2作となったシリーズ第36弾に選ばれたのは、英国史上最も悪評が高い王と言われるジョンの治世を描いた「ジョン王」。
吉田鋼太郎演出の下、約14年ぶりに当シリーズで主演を務める小栗は、世の中をシニカルに見つめる若者、私生児フィリップ・ザ・バスターを演じる。
「古典作品を演じるための“演劇筋肉”を鍛え直さねば」と語る彼の“蜷川シェイクスピア”への熱き思いや、同世代の俳優たちに感じてきた焦りや嫉妬などを聞いた。
そして、小栗が考える「王」とは一体?