――今回、「女子高生の無駄づかい」に出演が決まり、お気持ちはいかがでしたか?
昨年(2019年)お世話になった「私のおじさん~WATAOJI~」のスタッフさんたちが制作、かつ主演が同じく岡田結実ちゃんというこの2点で、もはや断る理由はありませんでした。ただ、参加できることがうれしかった反面、正直いったい何をさせられるドラマなのかという疑問はありました(笑)。
――その疑問にふさわしく、まさかのドラマ内ドラマである「ロボっこ」への出演となりましたが…。
撮影現場で監督から「この中で実際『朝ドラ』を経験してるの、小手さんだけなんで(笑)」と言われ、「僕なんかがそんなデカい看板を(勝手に)背負って大丈夫なのか?いやむしろ僕なんかにそんなデカい看板を勝手に(笑顔で)背負わせるココの人たち大丈夫なのか?」と一抹の不安を覚えましたが、方言指導がナチュラルに入らない「関西弁のような何か」含め、結果的に何だかすごく楽しかったです(笑)。
――数々のコメディー作品に出演されてきた小手さんですが、そんな小手さんから見て「女子高生の無駄づかい」はどんな作品だと思われますか?
ドラマというものも、その作り方や楽しみ方でさまざまな料理に例えることができると思います。テーマ性を持った品のある「フレンチ」とか、陽気でシャレた「イタリアン」とか、スピード感とパンチが決め手の「中華」とか、丁寧で家庭的な「和食」とか。この作品は、そうですね…「ドリンクバー」ですね。もちろん褒め言葉です。
――そんな「ドリンクバー」的作品である「女子高生の無駄づかい」の第3話に向け、メッセージを…。
すがすがしいほどのバカな作品を、「プロフェッショナルの無駄づかい」よろしく、丹精込めて作っております(笑)。
今回は「朝ドラっぽい何かに出ていそうな、そこそこ実力のある中堅俳優っぽい誰か」を精一杯演じました。
皆さんのご期待に沿えているかどうかは分かりませんが、「小手伸也の無駄づかい」と思っていただけるような立派な(?)仕事が出来ていたならコレ幸いです。ご期待ください!
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