伊藤英明にいじられまくり?谷恭輔「名前を呼んでもらえない!」<病室で念仏を唱えないでください>

2020/02/15 12:00 配信

ドラマ

放送中のドラマ「病室で念仏を唱えないでください」で、松本(伊藤英明)の同僚の救命救急医・吉田太郎を演じている谷恭輔撮影=倉持アユミ

僧侶であり、救命救急医でもある異色の主人公・松本照円を伊藤英明が演じるドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で、松本の同僚の救命救急医・吉田太郎を演じている谷恭輔、29歳。そうそうたる先輩キャストに囲まれながら、レギュラードラマで初の救命救急医役に挑んでいる。

――「救命救急医」という専門的な職業を演じるにあたり、準備は大変でしたか?

はい。レギュラードラマにここまでしっかりと出演することも初めてだったので撮影前はかなり緊張しましたが、できるだけのことはやろうと思いました。

救命救急の本をしっかり読み込んだり、医療監修してくださっている日本赤十字社医療センターの林(宗博)先生の病院で医療研修を実施してくださり、その際実物の救命救急センターや器具を見せていただけたので最善の準備ができました。それから専門用語は言い慣れないものばかりなので、イントネーションの間違いがないように、現場で林先生に聞くようにしています。

――谷さん演じる吉田太郎は生真面目な救急医ですが、ご自分の中で作り上げている設定などはありますか?

吉田は33歳で、救命救急センターの中でちょうど真ん中ぐらいの年齢なのですが、そこが演じる上でとてもカギになると思っています。僕は29歳なのですが、このぐらいの年ごろというのは仕事をする上で色々なことが分かってくる年齢だと思うんですね。

吉田が抱く理想の救急の中で、これはできる、これはできないということの線引きができてくる。その中で体も心も助けようとする理想の形を信条とする松本先生が身近にいるというのは、とてもいい環境だと感じていると思います。本当は理想を追い求めたいから、他部署から疎まれたり、勤務が過酷でも続けていけるのかな。と思います。

あと、中間管理職の立場として、上の人が言うことも、下の世代が言うことも理解できるので、間に挟まれつつバランスを取っている状態なのかな?とも思います。