<麒麟がくる>谷原章介、共演の向井理は「品の良さがあり、すてきですね」

2020/02/18 19:20 配信

ドラマ

大河ドラマ「麒麟がくる」で三淵藤英を演じる谷原章介(C)NHK

放送中の長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。

史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描いていく。

そんな同作で光秀の盟友・細川藤孝の異母兄で、幕臣として将軍・足利義輝、足利義昭に仕える三淵藤英を演じる谷原章介がコメントを寄せた。

「それぞれのアプローチの仕方や考え方の違いにも注目して、ご覧いただけたら」


谷原は自身が演じる藤英について、「武士の棟梁(とうりょう)である将軍を中心に、乱れた世を安寧に導くにはどうすればよいのかを常に考えているキャラクターです」と語る。

そして、「(眞島秀和演じる)弟の細川藤孝は、とても理想に燃えていてどんどん突き進む情にも厚いタイプですが、藤英はどちらかというと現実を見ていて、バランスをとるタイプだと思います。 国を安寧に導きたいという思いは光秀や藤孝と同じですが、藤英は彼なりの考えを貫きます。それぞれのアプローチの仕方や考え方の違いにも注目して、ご覧いただけたらうれしいです」と見どころをアピールした。

また、「僕個人は、藤孝より藤英に似ている気がしますね。池端(俊策)先生は藤英の役を僕のイメージで当て書きしてくださっているそうです。このキャラクターにはこの人が合っていると見抜かれていてすごいなと思いますし、とてもうれしいですね」とエピソードを明かした。

「義輝・藤英・藤孝の3人でこれから進んでいくのかと思うと、とても楽しみです」


共演者については、「吉田鋼太郎さんとは舞台でもご一緒したことがあり、久しぶりの共演ですがとても楽しいです。リハーサルでもお互いが影響されあって、その都度お芝居が変化していくのでとてもやりがいがあります。

向井理さん演じる足利義輝は、貴族ではないですが公家のような品の良さがあり、すてきですね。

義輝は人が良い故の弱さもありますが、そんな義輝を男気あふれる熱血漢の藤孝と、冷静に政治的な動きもできる藤英が支えることで関係性が成り立っていくんだと思います。義輝・藤英・藤孝の3人でこれから進んでいくのかと思うと、とても楽しみです」と印象を語った。