田辺誠一、大塚寧々と夫婦でナレーション担当に「これは面白いなと思いました」<Interview>

2020/02/18 07:00 配信

映画 インタビュー

ナレーションを務める田辺誠一撮影=永田正雄


子どもなりに感じるものが…


――番組を見ていたお子さんの反応は?

ものすごく引き付けられていましたよね。「これ、どうなっちゃうの?」「あ、食べられちゃった」とか。全部が本物だから映像に力があるんです。何となく、子どもなりに感じるものがあったんでしょうね。

――映画は大きいスクリーンなので、より迫力ある映像が楽しめそうですね。

劇中に登場する地球や恐竜のスケールが大きいですから、映像と音を考えると映画向きかもしれません。その一方で、後にソフト化された時は家で家族と一緒に会話をしながら見ても面白いような気がします。

親と子どもでは感じ方も違うでしょうから。映画館でも、映画を見ながら親子でしゃべっていい上映会があっても楽しいかもしれません。

――もともと、恐竜に興味は?

何でこんな大きい生き物が地球上にいたんだろう。すごいな、かっこいいなって思っていました。劇中に出てくる海の恐竜も「あ、昔ドラえもんの映画で見たピー助だ」なんて思い出したりして、子どもの頃から普通に興味がありました。

――今回の作品で恐竜に関する新しい発見はありましたか?

恐竜ってゴツゴツしていて爬虫類のような皮膚をしているイメージがあったんですけど、羽毛が生えている種類もいたと知って驚きました。かなり印象が変わりますよね。

それと、海の中にモササウルスというめちゃくちゃ強い海の生きものがいたということも新たな発見でした。まだまだ知らないことが多いなと感じました。

――変な質問で恐縮ですが…、もし恐竜になれるとしたら何がいいですか?

人間は飛べないから普通に考えると飛べる恐竜がいいんでしょうけど、僕は学生時代に水泳をやっていたので海の中がいいなと。

そうなると、恐竜ではないですけど、あえてモササウルスですかね。やっぱり強い方がいいです(笑)。

――田辺さんは“画伯”としても知られていますが、絵を描くとしたらどの恐竜を選びますか?

力強さがあるティラノサウルス。なぜ、あんなに体が大きいのに手が極端に小さいのか。生きていく上でそれほど必要としていなかったからなのかなとか、いろいろ想像しながら描いたら楽しそうですよね。

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