映画「Fukushima 50」海外版予告映像公開『予告編を見た瞬間、心をわしづかみに』

2020/02/20 13:09 配信

映画

海外版予告映像が公開された映画「Fukushima 50」(C)2020『Fukushima 50』製作委員会

ヨーロッパやアジアなど、全世界73の国と地域での上映が決定している映画「Fukushima 50」(3月6日[金]全国公開)の海外版予告映像が公開された。

2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災によって起こった福島第一原発事故。

本作は、門田隆将のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を映画化したもので、現場では本当は何が起きていたのか、家族を、そしてふるさとを守るため、死を覚悟して発電所内に残った人々の知られざる“真実”が描かれている。

主役となる福島第一原発1・2号機当直長・伊崎利夫役に佐藤浩市、福島第一原発所長・吉田昌郎役に渡辺謙。さらに、吉岡秀隆緒形直人火野正平平田満萩原聖人吉岡里帆斎藤工富田靖子佐野史郎、そして安田成美らがキャスティングされている。

公開された海外版予告映像は、本作の柱である人間ドラマをフォーカスした日本版予告とは異なり、もう一つの柱である緊張感とスピード感を強調した内容となっている。

日本映画だが、邦画初の米軍協力などリアリティーにこだわったセットと白組制作のVFXがマッチし、まるでハリウッド映画のようなテイストをかもし出している。

海外の配給元からは「強烈なインパクトを持つ作品」「HBO(チェルノブイリ)に対するアンサームービー。あまりに壮大なドラマに期待が高まる」「ラテンアメリカでも、この映画はきっと大成功するに違いない」「絶対に見るべき映画」「予告編を見た瞬間に心をわしづかみにされた。この作品で描かれていることは、まさに人々が見たかったこと」などと、国境を越えて期待が寄せられている。

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