白石聖「直輝の恋人役という意識を持つのがなかなか難しくて…(笑)」<「シロクロ」インタビュー>

2020/02/23 07:05 配信

ドラマ

白石聖撮影=玉井美世子


ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)で、報道記者の佐島あずさを演じている白石聖。あずさは、中学時代に謎のコアラ男に誘拐された過去を持ち、その影響のためか確固たる信念を持って、記者の仕事に取り組む大人の女性だ。

今回はそんな彼女に、出演中のドラマの見どころや、恋人役として共演している横浜流星について話を聞いた。

白石聖インタビュー


「演じる前はもう少し女の子らしい子かな?と思っていたのですが、男性の多い職場にいるせいか、結構男勝りというか、強い部分があるんだなと思うようになりました」

しかし、恋人の直輝(横浜)とレン(清野菜名)の化身であるミスパンダが仕掛ける騒動を追ううちに、徐々に変化が訪れる。

「あずさは見え方が変わってくるキャラクターなので、皆さんに楽しんでいただくためにはどういうあんばいでお見せすればいいのかを調節するのが、とても難しいなと感じています。

第4話(2月2日放送)でコアラ男から送られてきた直輝とレンが抱き合っている写真を、第5話(2月9日放送)で兄に見せたときあずさは子供のように爪をガジガジかんでいたんです。そのときに監督から『佐島家は時が止まってしまった家族として見せられたら面白いのではないか』と言われたんです。

まだ全ての脚本を読んでいないので、はっきりとは言えませんが、あずさと父親(佐藤二朗)の間には確実に何かあるので、“時が止まっている”という表現がしっくりきて、演じる際の大きなヒントになりました」