<シロクロ>横浜流星が感情を解放!「ウソだ、あり得ない…」涙の演技で見せた“本当の直輝”

2020/02/24 12:30 配信

ドラマ

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」第2話より (C)YTV


自宅で覗かせる、父・哲也への思い


本作で横浜が演じる直輝は、クールで感情を表に出さない青年だ。

精神医学を学び、メンタリズムの心得もあって、相手の感情を読み取ること、自分の感情を読み取らせないことに長けている。シロクロつけたい相手との対峙では、自分の動揺を相手に見せないことで優位に立ち、同時に相手の微妙な感情の変化を読み取ることで、相手がシロかクロかを確信する。

一方で、感情が見えない分、視聴者が感情移入しにくくなってしまうという難しさもある。そこで意味を持ってくるのが、直輝が本当の自分を出せる自宅での一連のシーンだ。

「優しさは、強さなんだよ。直輝も誰かに助けてって呼ばれたら、必ず助けに行くんだぞ。それが直輝のことも救うことになるんだ」という父の言葉を支えに生きてきた直輝。そんな直輝が本来の自分に戻るのは、自室でひとり父を思って涙を流す時だけ。自室でだけ、直輝は迷いや弱みを見せる。

そして7話では、信じてきた父が“コアラ男”だったかもしれないという報道に直面し、受け止めきれずに感情を爆発させた。

ドラマスタート時、「直輝は、大学もそうですけど基本、外に出てるシーンではすべて偽りの顔なんですよね。その分、自宅に一人でいるシーンで本当の直輝が現れてくると思うので、その部分は大事に演じたいと思います」と語っていた横浜。

父の報道をきっかけに、直輝は抑えていた感情をあらわにした。直輝はこの後、どう動くのか…?注目の第8話は3月1日に放送する。

コアラ男は直輝の父!?真相は…第8話あらすじ


8年前のあずさ(白石聖)誘拐事件の犯人・コアラ男が哲也(田中圭)と断定する報道に激しく動揺する直輝。その報道は、神代(要潤)によるスクープだった。直輝は、なぜガセネタを流したのかと神代に詰め寄る。すると神代は、佐島(佐藤二朗)から哲也がコアラ男である証言と証拠を得たと告げる。神代は、哲也が犯行を告白している遺書の文面を写した写真を佐島から預かっていた。

直輝は佐島に「あなたが父を殺したんじゃないですか?」と迫る。佐島は、自分でシロクロをつければいいと直輝を挑発。直輝は「承知しました、ミスターノーコンプライアンス」と受けて立つのだった。

一方、麻衣子が門田を殺したという信じたくない事実に直面し、苦しむレン。彼女は、拘置所で麻衣子と対面していた。麻衣子はレンに、今すぐ直輝を殺すようにと言う。