※6月2日追記…公開日が延期になりました。
歴史小説作家・司馬遼太郎の「峠」を初めて映像化し、役所広司主演で製作された映画「峠 最後のサムライ」の公開日が9月25日(金)に決定。このたび、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となり、さらに追加キャストとしてEXILE AKIRAの出演が明らかになった。
累計発行部数284万部を超えた司馬遼太郎の原作は、幕末の風雲児と呼ばれた“知られざる英雄”越後長岡藩家老・河井継之助を描いた物語。監督・脚本は日本映画界の名匠・小泉堯史が務め、継之助役の役所とタッグを組む。
その他、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢というそうそうたる俳優陣が集結した。
そしてこのほど公開された予告編は、冒頭から役所扮(ふん)する継之助が深々と頭を下げる緊迫のシーンが映し出される。
戊辰戦争のさなか、東軍・西軍いずれにも属さず、武装中立をもって和平を目指し、新しい日本を作ろうとした越後長岡藩の家老・継之助。
世界的視野とリーダーシップで、坂本龍馬と並び称された継之助は、激動の幕末の最中、100年先の世界を見据えていた…。
映像には、継之助の信念を表す力強いせりふの数々がちりばめられており、今を生きる人々の胸を打つ仕上がりになっている。誰よりも国を思い、最後まで美しく生き抜いた継之助を役所が体現する。
製作には、黒沢組からチームを組むスタッフが集結。長岡を中心に全編新潟ロケを行い、フィルム撮影で映し出された美しい映像も見られる。戊辰戦争の中でも最も壮烈な北越戦争がどれほど壮大に描かれるのか。
同時に公開となったポスタービジュアルは、峠の頂にどっしりと立ち構え、険しいまなざしで先を見詰める継之助の雄姿と、「幕末の動乱期、百年先の世界を見据えた」という力強いコピーがマッチした印象的なものとなっている。
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