長谷川慎「演技に対する考え方が前と変わってきたことを自分でも感じた」【プリレジェ連載】

2020/03/09 07:00 配信

映画

映画「貴族降臨-PRINCE OF LEGEND-」に出演している長谷川慎撮影=カノウリョウマ

前作「PRINCE OF LEGEND」で初めて映像作品に挑戦し、Teamネクストのダンス王子ブラック・小田島陸として初々しい演技を見せた、長谷川慎。「貴族降臨-PRINCE OF LEGEND-」で、役者として急最長した姿を見せてくれた長谷川慎にインタビュー!

――前作「PRINCE OF LEGEND」 は、長谷川さんにとって初めての映像作品でした。当時は演技も撮影現場も初めてのことだらけで、戸惑うことも多かったとおっしゃっていましたね。

「当時のことを振り返ってみると、一生懸命やるだけで精一杯でした。現場では同じTeamネクストの(吉野)北人さんと(藤原)樹と、3人で頑張ろう!と言っていたことや、完成した映画を初めて観たときに、演技している自分が画面に映るだけで感動していたことを思い出します(笑)」

――「貴族降臨―」では仲のいいTeamネクストの3人の絆を揺るがすような出来事が勃発してしまう。今回の現場は以前とは雰囲気が違ったのでは?

「今回は光輝(吉野北人)が僕たちの前から突然いなくなってしまうので、前回の現場ではいつもそばにいた北人さんがいないのが、何か変な感じでした。役としても寂しかったです」

――シーズン1で長谷川さんが演じた小田島陸は笑顔が似合うキャラだったけれど、今回の物語の中では、雰囲気が変わっていましたね。

「Teamネクストは一般的な男子のようなワチャワチャした感じがあるチームだったのが、今回は光輝がいなくなったことで、ワチャワチャ感を封印するといいますか。陸と海司(藤原樹)は何で光輝がそうなってしまったのか分からないから、戸惑うしかないんですよね。その心情を表情だけではなく、陸の内面で表現することが求められていると思いました」