門脇麦、2作目の大河は「他の現場にはない“緊張感”がすごく楽しいです」<麒麟がくる>

2020/03/14 12:00 配信

ドラマ インタビュー

「麒麟がくる」第6回シーン写真(C)NHK


明智光秀という人物に「探求心をそそられます」


――大河ドラマは「八重の桜」以来2回目にしてヒロインという立場での出演ですが、“大河ドラマ”をどう捉えていらっしゃいましたか?

朝ドラ(連続テレビ小説)もそうですけど、大河ドラマは祖父も祖母もどの作品も見ていて、歴史ある作品なのですごく気が引き締まりますし、他の現場にはない緊張感があります。その緊張感が居心地よくて、私はすごく楽しいです。

――「八重の桜」は後半からの出演になりましたが、今回は最初から出られています。やはり作品に臨む姿勢など違いはありますか?

全然違いますね、すごくうれしいし、やりやすいです。もちろん後半からでもありがたいしうれしい気持ちは変わらないですけど、作品の最初から関わって、一からみんなで作っていくっていう空気を知っている中でずっといる状況と、もう出来上がって皆さんチームワークも“阿吽の呼吸”もあるところにポンと入っていくのってスタンスも居方も全然違いますね。

――そして今回は戦国時代の物語なので、所作も言葉も独特ですよね。時代劇にはどんなイメージがありましたか?

私、もともと歴史小説が好きで、小学生の頃から読んでいたんです。時代劇と現代劇の違いということで言うと、かつら、メイク、衣装など扮装も全然違いますし、準備にも撮影にもとても時間がかかります。

――歴史小説がお好きということなんですが、今回作品の舞台になっている岐阜、京都といった所で訪ねた場所はありますか?

岐阜城、稲葉山城へは、撮影が始まる前に行きました。お城までけっこう階段が何段もあって、30分くらい歩いてお城まで登ったんですけど…行っておいてよかったなと思いますね。実際はそういう場所はセットでの撮影になるので。