――ドラマから映画と続く長丁場の作品ですが、最初のころと比べて自分の役はどう変化していると思いますか?
長谷川「シーズン1のときは初めての映像作品で、お芝居も初めての経験だったので、新鮮さを意識してやっていました。シーズン1のあと、僕はYouTubeドラマ『主人公』という作品をやらせていただいて、そこで自分のお芝居に対する考え方や向き合い方がいろいろ変わったんです。シーズン1で自分が演じた小田島陸は、Teamネクストの中で末っ子キャラでしたけど、シーズン2では今までの演じ方を変えないといけないと思いましたし、小田島陸の在り方を今一度見直して、より成長した姿を見せることができたらと思っていました」
藤原「シーズン1はコメディー要素がある中で、Teamネクストのわちゃわちゃした空気感や女性がかわいらしいと思うような年下の男子の行動やしぐさを意識していました。シーズン2のTeamネクストは友情やそれぞれの人間性が描かれているストーリーだったので、自分たちの生い立ちや子供のころからどういう性格だったのかを、Teamネクストの関係性も考えてより明確にしながら、あらためて1から(自分の役を)つくりました」
吉野「シーズン1は自分にとって初めての映像作品だったので、自分の役柄としても、いい意味ですごくフレッシュでした。シーズン2ではストーリーも新たな展開で進んでいるので、自分の顔つきもそうですし、Teamネクストの成長も含めて、一人一人の成長を感じ取ってもらいたいと思っていました。監督からは『(シーズン1と)つながらないよね』って言われてしまうくらい、4人とも成長して変わっている。フレッシュさは残っているけれど、一緒に成長している感じがあるのがうれしいです」
川村「竜の成長に関しては、彼には兄がいるということが大きいと思います。ストーリーの中で兄が一緒にいるときといないときによって、竜の成長というものが描かれやすい。そこが他のキャラクターの役どころと違う部分なんじゃないかと思いました。一人でいるときの竜ってどんな顔をするんだろう、仲間に対してどんな接し方をするんだろうって。対する人によって、いい意味で接し方や表情が変わる竜の人間っぽさを、ストーリー的にも描けたのではないかと思っています」
――普段はTHE RAMPAGE―でグループ活動をしているみなさんですが、役者として撮影現場にいる雰囲気はどんな感じでしたか?
吉野「僕は今回ほぼルイでいたので、3人とあまり一緒になるシーンがなくて」
川村「北人と現場が一緒のときは話をしたりしてましたけど」
吉野「僕は貴族チームと王子チームがいたときは貴族側にいましたね」
藤原「そういうときは、僕らは貴族のルイとしてそこにいる北人さんを見てました。あっちにいる~っていう感じで(笑)」
川村「貴族チームがとてもいい雰囲気だったので心配はしてなかったんですけど、北人は役としてルイと光輝というキャラクターで揺れ動く葛藤はあったと思います」
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