3月15日に放送された長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第9回で岡村隆史演じる菊丸の正体が判明。制作統括の落合将氏がコメントを寄せた。
同作は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く。
岡村演じる菊丸はドラマのオリジナルキャラクター。三河出身の農民で、第1回では野盗に捕らわれたところを光秀に救われた。以降、神出鬼没で常に光秀の危機を助けてきた。
そんな菊丸について岡村自身もかつて、「菊丸にはちょっと謎な部分もある気がして…。スタッフさんに聞いてみたのですが、みんな目をそらして誰も教えてくれません(笑)。『歴史の勉強はしなくて大丈夫です』『そのままでいいです』と言われています」と語っていた。
3月15日に放送された第9回で、そんな菊丸の正体が竹千代(岩田琉聖)の実母・於大(松本若菜)とその実兄・水野信元(横田栄司)に仕える忍びであることが判明した。
制作統括の落合氏は、「水野兄妹の命を受け、情勢に翻弄された悲運の少年・松平竹千代に害が及ばぬよう、影で竹千代を守り続けます。 その眼の奥には、自らの生まれ故郷・三河へのあくなき愛があります。 駿河と尾張の狭間で翻弄される悲しき三河の民を、岡村さんが全身全霊で演じてくれています。家康が本役・ 風間俊介さんになってからも、陰になり日向になり、家康を全力で守っていきます。 正体が明かされた菊丸を、今後ともよろしくお願いいたします!」とコメントを寄せた。
大河ドラマ「麒麟がくる」第9回は3月21日(土)昼1:05からNHK総合で再放送。
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