――今回の演技のこだわりは?
オフィスのシーンでは人が多くて、自分のセリフじゃないところが結構長いんです。だから、見えないところで、ゆとりはどうするかというのを考えています。
“間”というより、自分の見せ場じゃないからといって気を抜かずに、邪魔にならないところで少し動いてみたりとか、ゆとりならここでこんな感じなんだろうなと、考えて演じています。
――黒島さんとゆとりの共通点は、どういう部分にあると思いますか?
ゆとりは明るいんですけど、その明るさの中にあるわくわくするものに対して一生懸命で自分から向かって行くところかな…。
私もわくわくするものは、常に探していたいなというのがあって、現場で新しいことに挑戦してみたいなという気持ちがあります。だから、そういう面白いものや、楽しいものを探すという意味では一緒なのかなと思います。
――それは先ほどの役作りは難しいけど楽しい、と言っていたことと共通しますか?
あるのかもしれません。難しいけど、その中で見つけてよりよくする。そう考える作業は面白いなと思います。
――黒島さんの中で、この作品のわくわく感はどのあたりにあると思いますか?
スタッフさんもすごくいい人たちばかりで、みんなで作っている一体感があります。そして、ラーメンが本当においしいんですよ。
作ってくださっている方も初めてドラマに参加するって言っていて、その方も一生懸命で楽しそうだし、なるべくおいしいラーメンを作りたいって言ってくださります。
こんなふうに、現場でみんなが一緒になって、いいものを作ろうというのは、わくわくにつながっているのかなと思います。
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