4月期ドラマで水野美紀が存在感を放っている。4月25日に放送された「M 愛すべき人がいて」(毎週土曜夜11:15-0:05、テレビ朝日系)の第2話では、主人公・アユ(安斉かれん)を罵倒するスパルタ講師を怪演。一方、ギャグ漫画シリーズをドラマ化した「浦安鉄筋家族」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)では、佐藤二朗演じる主人公・大沢木大鉄の妻・順子にふんしている水野。普段はおしとやかだがスイッチが入ると暴走してしまうという役どころで、プロレス技を鮮やかに披露して注目を集めている。そんな彼女の芝居の底力をこれまでの経歴から振り返っていく。
安斉と三浦翔平がW主演している「M 愛すべき人がいて」は、歌手・浜崎あゆみの誕生に秘められた出会いと別れを描いた同名小説が原作。安斉は歌手を目指すアユを、三浦はレコード会社の名プロデューサー・マサを演じる。
第2話は、マサの指示でニューヨークでの3ヶ月間のレッスンへ向かったアユ。そこでアユを待ち受けていたのが、水野演じる講師・天満まゆみだった。
第1話放送後の予告が公開された時点で、頭に羽根飾りをつけた奇抜なビジュアルに加え、水をぶっかけたり、「Are you stupid?」と言い放ったりする天満の様子がSNSで話題沸騰。「期待しかない」といった声が上がっていた。
本編では、ベンティサイズらしきドリンクカップを手にアユがいるスタジオに登場するや、「あなたがアユ? Are you アユ?」と言い、SNSでは「反則」「さむっ」とさっそくツッコミが相次いだ。そして、アユが話そうとすると、「Be quiet! 静かにしろ! 誰がspeakしていいって言った?Nobody、誰も言っていない」とたしなめ、その後もルー大柴ばり(?)の日本語と英語まじりのせりふを連発して笑いを誘った。
さらに、なぜかドラムでリズムを取りながらアユに歌の指導をしたほか、ロウソクの火を揺らさずに歌う課題がうまくできないアユが火を吹き消すと水をぶっかける場面も。
田中みな実の怪演も注目されている本ドラマだが、水野はこの第2話のみのゲスト出演ということで、視聴者からは「毎回出てほしい」というコメントも寄せられたほど、大反響を巻き起こした。
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