二階堂ふみ、歌のシーンは「悔しさもまだ残っています」共演者とのエピソードも!<エール>

2020/05/09 18:00 配信

ドラマ

音(二階堂ふみ)にプロポーズする裕一(窪田正孝)(C)NHK


二階堂ふみ「作品ゆかりの地で撮影するのは楽しいです」


――実在の人物を演じる上で大切にしていることがあったら教えてください。

金子さんが古関さんと実際にやりとりされていた手紙を読ませていただいたり、録音された歌声を聞かせていただいたりしました。録音されている声が、とにかく楽しそうに弾んでいて、すごく印象的でした。本当に歌うのがお好きな方だったんだなと思って。それが音さんと金子さんをつなぐものなので、そういった部分はすごく大事にしながら演じています。

――子ども時代を演じた清水香帆さんの印象はいかがですか?

すごくしっかりしてますよね。子ども時代の裕一と音が初めて出会う教会のシーンを少し見学させていただいたのですが、2人のバランスがとてもかわいいなって思いました。子ども時代の音を、すごくはつらつと、すてきな笑顔で演じてくれたので、そんな子ども時代が思い浮かぶようなキャラクターを演じていきたいなと、あらためて思いました。

――豊橋ロケで印象的だったシーンはありますか?

豊橋の夏祭りのシーンが印象に残っています。伝統の手筒花火もすごかったですし、今回地元の皆さんがエキストラとして参加してくださって、11月だったんですけど、夏の衣装で頑張っていただいたんです。地元の皆さんの雰囲気で「ああ、豊橋ってこういう場所なんだなあ」と感じて生まれてくるものがあるので、作品ゆかりの地で撮影するのは楽しいです。

あと、やっぱり海ですね。海とか山とか自然って、当時と変わらないものなので、この海を(音のモデルになった)金子さんは見ていたのかなと考えたり、その後の演技に 生かせる部分がありました。

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