デザイン会社で働く池内光(倉科カナ)はある日、アシスタントで恋人の奥川康太(三浦翔平)からプロポーズされる。
ちょっと頼りないけれど、とても優しく、何よりも光を全身で愛してくれる康太の大きな愛に包まれ、光は幸せをかみ締めていた。
そんな中、光は会社を代表し、建設会社のロゴデザイン・コンペに参戦することになる。意気込むあまり緊張する光を励まそうと、オリエンテーション会場に向かうエレベーターの中でキスをする康太。
だがその瞬間、ふいに開いた扉の向こうに視線を移した光は、ある一点から目が離せなくなってしまう。そこにいたのはライバル会社のデザイナー・森山信(大谷亮平)、旧姓・尾田。彼こそは、かつて光が死ぬほど愛した男、そして3年前に突然、「好きな人がいる」と告げ、姿を消してしまった男だった。
康太の存在に癒やされ、とっくに記憶のかなたへ飛んでいったはずなのに、せきを切ったように、止めどなくあふれ出す信との思い出。
だが、そんな事実を康太に告げられるわけもなく、光はただ一人激しく動揺する。さらに、その日を境に、幸せで輝いていた光の人生に、どんよりと影が差し始める。
一人息子の康太を溺愛する美佐(榊原郁恵)は、光のことが気に入らず、身辺を調査。一方、信の妻・蘭(水野美紀)は、最愛の夫に変な虫がつかないよう、鋭く目を光らせていた。
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