僕たちの永遠のアニキ・吉川さんの華麗なる由利麟太郎、かわいくクレバーな志尊くん、3人で毎日濃密な芝居ができた日々は、とても貴重で幸せな時間でした。
心に残る数々のドラマを生み出してきた監督とカンテレのスタッフ、歴史ある東映太秦撮影所の技術、それらが京都の風景の中、横溝正史の独特な世界観を作り出します。
見たことのないドラマになっているかと思います。全5話、多くの方に見ていただけるとうれしいです。
オファーを頂いたときは、本当にうれしくてすぐにお返事させていただきました。主演が、吉川晃司さんと聞いて、「えっ!!」という感じで。
私がOLの時からすごく人気の方で…。自分の人生の中で吉川晃司さんとご一緒させていただけることがあるとは、夢にも思ってなかったです。
私が演じる波田さんは、吉川さん演じる由利先生に恋心を持っている役です。見ていただいている方が、「ミステリーなのに…アレ? 何か変なんがいるぞ?」と思っていただけるような、ドラマの中にほっとする感じが出るといいなと思います。
あとは、今回初めての京都弁の役なので、京都のはんなり感というのが求められている…のだと思うので…頑張ります!
吉川晃司さん主演のドラマに、末席ながらも出演できることが恐縮すぎます。世代としてはまさしく青春の象徴。実際にこの世にいないのではないかと思えるスターですから。
あ、共演したかのように語っていますが、共演シーンはありません。なので、放送されたらあらためて感動すると思います。
実際に撮影して感動したのは、志尊淳君が本当にきれいな男だったこと。煩悩のかけらさえも見当たらない凛とした佇まい。そんな本質を持つ、三津木俊助は必見だと思います。
そして、自由にやらせていただいた木村監督に感謝です。が…「お好きにどうぞ」。これほど怖い言葉はない!
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