<凪のお暇>イッキ見SP完結!旅立つ凪・慎二・ゴンに「ありがとう」の声 “お暇”は期限付きだからいい

2020/05/24 09:10 配信

ドラマ

最終回後に見るとグッとくる黒木華・高橋一生・中村倫也の仲良しオフショット※「凪のお暇」番組公式Instagram(nagino_oitoma)より


黒木華主演で2019年7月期に放送されたドラマ「凪のお暇」(TBS系)を再編集して放送する「凪のお暇#イッキ見SP」第3弾が5月23日にオンエアされた。本放送時の8話から10話部分が収められたこの“第3弾”でドラマは完結。凪(黒木)、慎二(高橋一生)、ゴン(中村倫也)それぞれの決断と旅立ちに、視聴者から感動の声が上がった。

“お暇”の終わり、交錯する3人の人生


原作は、「Elegance イブ」(秋田書店)で連載中のコナリミサトによる同名漫画。仕事も恋もすべて捨てた28歳・元OLの凪(黒木華)が突然失踪し、追い掛けてくる元カレ・慎二と新しく出会う人たちを巻き込んだ人生リセットストーリーだ。

凪が引っ越してきた安アパート「エレガンスパレス」は、取り壊しが迫った“期限付き物件”だった。凪の“お暇”の終わりが近づくころ、凪と周囲の人々はそれぞれ旅立ちの時を迎えていた。

大量の合い鍵をバラまくように女性と付き合い、刹那(せつな)に生きてきた“メンヘラ製造機”ことゴンは、合い鍵をすべて捨てて「凪ちゃんだけを見る」と思いのたけを告白。

「凪ちゃんいなくなったら俺、なんもなくなっちゃうよ。…ダメなんて言わないで」と涙を流して懇願するが、玉砕。最後はさっぱりとした笑顔で「エレガンスパレス」を巣立っていった。

7話で凪に「好きだった、幸せにしてやりたかった、できなかった」と泣きながら謝罪した慎二は、親族の前で“いい家族”を必死に取り繕おうとボロボロになった揚げ句、凪と2人で膝を抱えて号泣。

凪の“お暇”最終日、凪の心が自分にないことを察して「おまえはもう一人でしっかり泳いでるよ。だから、俺もおまえを卒業してやる」と慎二らしい言葉ではなむけの言葉を贈った。

そして凪は、強制的に訪れた“お暇”の終わりに大きな決断をした。あんなにハマり込んだゴン沼も、かつては失いたくないと必死だった慎二からもきっぱり卒業。「今ね、ちょっとだけ未来が楽しみなんだ」と前を向き、人生の“新章”に向かって歩き出した。

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