「ニコラ」はモデルと読者が同年代である。そのため、読者はモデルに対して“憧れ”はもちろん、“親近感”も抱きやすい。
読者が成長とともに「ニコラ」を読む年齢でなくなり、モデルが同誌を卒業しても、読者として応援し“同じ時代に青春を過ごした”ニコモが、たとえば朝ドラでヒロインを務めるとなれば、まるで友達が成功したかのように嬉しく、大きな視聴動機となるのだ。
実際、清原果耶のSNSにはヒロイン発表後にファンからの応援コメントが殺到しており、「ニコラから応援してるよ!絶対に見るね!!」「おめでとう!!果耶ちゃんのこと、ずっと前から好きでした!絶対見ます」などの祝福が寄せられている。
また永野芽郁が「半分、青い。」でヒロインを務めた際には、「芽郁ちゃんが出てるから、初めて朝ドラをちゃんと見てます!」というファンからの声が、永野のSNSに多く届いていた。
“テレビ離れ”が叫ばれる昨今、若年層の視聴者を呼び込むことは、番組制作側に課せられた使命だ。朝ドラに限らずドラマの場合は演技力、バラエティの場合はコメント力などが重要であることは言うまでもないが、モデルとしての活動実績がプラスに働くのは当然だろう。
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